和尚のプロフィール

 私は少し変わった経歴の和尚です。

 太平寺で生まれ育ち、大学は早稲田大教育学部へ。学びを場を駒沢大学院に移して修了後はお寺に戻り、国語の教員となって二足の草鞋を履くつもりでした。

 

 人生とは何が起きるか分からないもの。ひょんなことから、新聞記者の道を歩みました。26年間の記者時代の大半は、永田町を駆け回る政治記者。世間で言う「番記者」です。政治部デスクだった50歳をもって退社しました。 

 退社して1カ月後、覚王山日泰寺(名古屋市)で修行生活を送りました。修行生活時代のエピソードをつづった記事が、このページ後段に載せた「起きて半畳寝て一畳」の企画です。在職した中日新聞・東京新聞に掲載頂きました。

 

 新聞記者だったという住職には、いまだお会いしたことがありません。異端の住職ですが、記者時代の経験は役に立つんだと実感しています。

 

 HPに掲載の通り、いろいろなことを試みています。お近くにおいでの際はお気軽にお立ち寄りください。


◇毎日新聞夕刊(2018.5)の記事です。新聞記者時代の友人が社会面のコラムで取り上げてくれました。

日帰り参拝旅行

 年一回、皆さんと日帰りのバスツアーを企画しています。

可睡斎(静岡県)(2022.3)

 浜松市近くの可睡斎に行ってきました。コロナ禍ですが、「行けるうちに」「歩けるうちに」という人たち8人が参加されました。少人数で密も避けられ、よい1日となりました。

 ひな祭り開催中で、1200体のひな飾りは圧巻でした。祈祷をあげて頂き、お昼には精進料理を味わい、参拝中は雨にも降られませんでした。(2021.3.28)

丹波・洞光寺(2022.11)

 11月13日(日)、小雨交じりの天気でしたが、見頃を迎えた色鮮やかな紅葉、本堂でのお詣り、マツタケ尽くしのお昼ごはん、城下町の散策、無事に楽しく、終了させて頂きました。


<テレビ愛知の撮影風景>

 テレビ愛知のアナウンサーの平野なな実さんが太平寺で坐禅に取り組みました。写真は5月に撮影に訪れた際の一コマです



<千葉公慈さんと語る会>

 

 テレビ朝日「ぶっちゃけ寺」などで活躍中の千葉公慈先生を12月10日にお迎えし、仏教のまつわるいろいろな話を聞かせて頂きました。檀信徒や近隣の方たち25人ほどの皆さんが参加されました。

 千葉先生からお話を聞き、質問や悩みにお答えして頂いた後、千葉先生の指導で皆さんに坐禅を体験して頂きました。

 参加した皆さんから好評をいただき、こうした会を今後も持てればと思っています。

(2019年)

<フリーマーケット>

 太平寺の北門駐車場で初めて10月5日に開催されました。住職の友人夫妻が準備を進めてきました。当日は名古屋市の無形文化財にも指定されている戸田祭りも開催され、山車のお囃子・太鼓の音が響く中、皆さんが訪れて楽しみました。準備に奔走した皆さんお疲れさまでした。

 戸田祭りは毎年10月の第1土日に開催され、フリーマーケットもこれに合わせて来年以降続ける計画です。祭り2日目の日曜夕方には近くの富田地区会館でライブも企画されました。

(2019年)

<禅の法話を聞く会>

 

 9月19日(木)に本堂で行われました。50人を超える方たちに足を運んでいただきました。法話をいただいた奥野照典老師は宮城県石巻市の広渕寺(こうえんじ)というお寺のご住職です。

 東日本大震災の被災経験、ダライ・ラマが被災地を訪問された際のエピソードなどに皆さん熱心に耳を傾けました。(2019年)

◇テレビ愛知の取材の一コマです

 放映は2019年6月5日、12日の午前8時「はちまるまる」の番組冒頭、「宇野 THE禅」のコーナーで放送されました。過去の放送は番組HPで見られます。

◇中日新聞、東京新聞で連載 起きて半畳、寝て一畳~元記者の修行録

 

丹波篠山にある洞光寺の話

 太平寺の東堂(前住職)は、丹波篠山市にある洞光寺の住職をしています。洞光寺は山の中にあるお寺で近所にはコンビニもありませんが、紅葉でも知られ、シーズンには観光バスが訪れます。

 東堂は月に何度か丹波を行き来します。昔は4~5時間かけて移動しましたが、今では高速道路のおかげで片道二時間半ほどです。下の写真は山門や境内の風景です。

 近くにおいでの際はお立ち寄りください。